投資について検索するとリスクという言葉が目に入ります。この言葉から投資が何となく危険で怖いものという感覚を持つと思います。しかし、投資におけるリスクという言葉は、値動きがあるという意味しかなく、特に危険というニュアンスは小さいと思います。リスクの低い資産を持てば、利益が得られる可能性が高いため、長い目で資産を増やしたい場合は、投資することはとても重要です。
リスクという言葉
Riskという英語は、webの辞書で調べると「危険、危険因子、おそれ」という日本語訳が出てきます。そのため、普通の感覚をもっている人には、リスクという言葉は、危ないというイメージが強いと思います。また、日常生活をしていく上でリスクという言葉は、危険であるというイメージでとらえることで何も間違いはありません。
投資におけるリスクという言葉の意味
投資におけるリスクの意味としは、「投資から期待した通りの利益を獲得できないリスク、つまり「期待収益の不確実性」を指します。投資リスクには、価格変動リスク、為替変動リスク、流動性リスク、信用リスクなどさまざまな種類があり、単一でなく、複数の要因により組成されます。投資のリスクは、一般的に「標準偏差」という数値で表され、値動きが大きいほどリスクは大きい、小さいほどリスクは小さいとされています。」とAIが教えてくれます。丸めて言うと、1年間で何パーセント資産の価値が変動するか?という意味で、増える可能性も、減る可能性も含まれています。危険性というニュアンスは、随分薄いと思います。リスクが高い資産は、急増もするし急落もするということになります。
結局投資って危ないの?
前節で述べたように、リスクが高い資産は、急増もするし急落もする。一方で、リスクが低い資産は、あまり大きな値動きがありません。一つの目安として知っておくといい数字は年率4%です。これは、全世界株式の年間の平均リターンとされています。すなわち、いい会社の株式の年間リターンは、4%位であるということです。このような資産を保有すれば、ジグザグした値動きをしながら10年位の長期で見たときには、株式からのリターンがプラスになっている可能性が極めて高くなります。一方で、年間のリスクが10%を超える資産は、1年間で10%利益が出る可能性もありますが、その株や証券が紙くずになる可能性を含んでいます。
この話の結論は、リスクの高い資産を持つと危ない。リスクの低い資産を持つと利益が取れる可能性が高い(危なくない)です。
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