子どもの偏食の原因と対応

子育て関連

子どもは、偏食ですよね。これは、大人に比べて味覚と嗅覚の機能が強いからです。子供がごはんを食べてくれなくても落ち込む必要ないです。親はみんな十分頑張ってます。

偏食一般の話

子どもは大人に比べて、ほとんど全ての感覚器官が敏感です。人間は、大人になるにつれて、感覚器官の機能が衰えていきます。そのため、子どもの頃は食べられなかった食べ物が、大人になって食べられるようになることは、極めて普通のことです。また、この感覚器官は、人によって機能がまちまちなので、成長しても敏感なままの人もいれば、加齢とともにしっかり鈍感になる人もいます。食べ物の味は、味覚と臭覚によって感じます。そのため、味覚過敏、嗅覚過敏の人は、大人になっても苦手な食べ物があるままの人がいます。別に、それ自体は、本人が悪いわけではないので、誰かから責められる理由はありません。

子どもの偏食

発達が専門の医師によれば、児童発達支援の常識では、子供の偏食は、治さないというのが常識のようです。なので、子供にせっかく作った料理を全然食べてくれない、受け付けない。ということは、本人のせいでも親のせいでもありません。料理を作っても食べてくれないとイライラしてしまうかもしれませんが、子供のためを思って、料理を作っているだけで、親としては100点満点ではないでしょうか。偏食の子供は、特定の食べ物しか食べなくて、栄養の偏りが心配になるかもしれませんが、元気にしているなら大丈夫です。もし、栄養が足りなければ、子供は自分で必要な分は食べるはずです。そういう風に体は出来ています。また、小さい子供は、お菓子だけでも栄養が足りる人もいるかもしれません。それはそれで、体が大きくなって活動量も増えると、勝手に体が栄養不足になって、お菓子以外の食べ物をきちんと食べるようになるので、そこも心配しなくても大丈夫です。

まとめ

子どもの偏食は、親の悩みの一つかもしれません。ですが、子供の偏食は、味覚過敏や嗅覚過敏といった本人の特性によるものなので、本人のせいでも親のせいでもありません。また、治そうとしなくても大丈夫です。

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