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幸せの定義とは? - なすのひ

幸せの定義とは?

人間関係

アドラー心理学の幸せの定義を概説して、引きこもり、不登校の方の行く末を論理的に説明しました。

そもそも幸せを定義できるの?

皆さんおなじみのwikipediaさんで幸福と調べてみると、「心が満ち足りていること。幸せ(しあわせ)ともい」ということが、書かれていて、どんな人がどうやって幸せを定義してきたかについて膨大な量の情報が書かれています。このことからも、様々な哲学、社会学者、心理学者によって幸せって何だろうということが、長い間議論されていることがわかります。そのなかで、アドラーさんが思いついた幸せの定義について紹介します、いわゆるアドラー心理学というやつです。アドラー心理学については、「嫌われる勇気」という本が、大変参考になります。私は、「嫌われる勇気」という本を読んで、ハンマーで頭を殴られたぐらいの衝撃を受けました。この記事では、この本から幸せの定義の部分について説明します。

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アドラー心理学の幸せの定義

 アドラー心理学では、幸せの定義を、「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」の三つが満たされた状態であると定義しています。もう少し詳しく言うと、

・良い所も悪いところもある現状のありのままの自分を受け入れ「自己受容」

・自分でコントロールできることと他人がコントロールできることを分け(課題の分離)、他者を信用(条件付きで信じること)するのではなく、他者を信頼(無条件に信じる)する「他者信頼」

・そして自分の周りに存在する生きとし生けるものを仲間としてとらえて(共同体感覚)、その仲間に貢献することで自分が満足する「他者貢献」。

であるとしています。結局のところ、自分ひとりでは、人間は幸せを感じることが出来ず、他者に貢献することが幸せを感じるために必要なのです。この仕組みは、人間の遺伝子レベルで組み込まれていて、社会生活を通して確かめられていると思われます。

人は誰しも幸せを追求する

幸せを感じるためには、社会生活をする必要があります。また、人は誰しも自分の手で幸せを追求するものです。すなわち、心が健康な状態(幸せを感じる土台が出来ている状態)なら、人は自然に社会に出て行って誰かの役に立つために働くようになります。自分が誰かの役に立ちたいという思いは、結構人間の根源的な欲求であると考えられます。一方で、心が抑圧されていて、余裕がない場合は、自分の生存を優先させて、社会生活が出来なくなります。これが、いわゆる引きこもりや不登校ではないでしょうか。したがって、心が健康な状態になれば、放っておいても人は勝手に家から出て社会生活を送るようになると考えられます。実際、不登校を経験した多くの人は、その後、色々な形で社会生活を送っています。

おわりに

今回の記事では、アドラー心理学における幸せの定義を紹介しました。不登校や引きこもりの方、また、その家族に対する救いも示せたと思います。この記事が参考になればうれしいです。

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