この記事では、価値が一定している金と、株式の平均値を比較してみます。富を長期的に増やすためには、株式を保有することが有利なことが分かります。
金の価値は一定している
お金とは何なのか?とうい記事で詳細は書いていますが、金の価値は一定しています。一方で、お金の価値は、お金の流通量が増えれば、お金の総量が増えるので、低下します。このことは、金の長期チャートを見ればわかります。すなわち、価値が一定している金と比較すれば、その資産が長期的に富を増加させるのかどうかが分かります。一定期間の金の価格の増加分よりも、別の資産の増加分が大きければ長期的には富を増やすことが出来ると分かります。
株式と金の比較
現代社会のお金の大まかな流れという記事で詳細は書いていますが、株式は会社の権利書です。株式も金と同様に、富の一種です。そこで、価格が一定の金と株式の価値を比較してみます。金の長期的な価格は、https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fop/commodity/lineup/gold_long_chart/ こちらのサイトを参考にすればわかります。金の価格は、1975年の時点で200 ポイントで、2024年の時点で2600 ポイントです。この期間で、大体13倍になっています。金の価格は、一定なので、お金の価値が1/13になっていると言い換えることができます。では、株式の価格はどうでしょうか?ここでは、例として、米国の代表的な株式の平均指標のナスダック総合指数を見てみます(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B7%8F%E5%90%88%E6%8C%87%E6%95%B0とgoogle検索の結果から)。金と同じ期間でくらべると、1975年のナスダックの指数は、77 ポイントで、2024年の指数は15000ポイント位です。すなわち、ナスダックの指数は194倍増加しています。金との比較をとれば、実際に増加した富の分を換算することができるので、ナスダックの指数の増加分194倍から金の増加分の13倍を割り算します。そうすると194/13=15倍という数字が出てきます。これが実際の富の増加分と考えることができます。約50年で、株式は、実質的な富の量を15倍にすることが出来るということが分かります。以上のことから、富を増加させるためには、株式を長期保有することが有利であることが分かります。
まとめ
金の価格と比較することで、株式が富を増加させる力があることを概説しました。この記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。本サイトでは、お金に関する記事がありますので、そちらも参考にしてください。



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