最近金の値上がりがニュースになっていたりします。この記事では、金の買い方を具体的に解説します。
金の価値について
お金についての解説の記事で詳しくは書いているので、そちらをご覧いただきたいのですが、ザクっと解説します。金は、その人が保有する富と、基本的に一致しています。一方で、お金の価値は、お金を使った取引の量が増えれば増えるほど、減少します。すなわち、お金は長期的には価値が減少します。金を保有すれば、お金と比べて長期的に、富を維持することが出来ます。ちなみに、ここで「富」という言葉を使っているのですが、この言葉は、「保有する価値の総和、あるいは物々交換における購買力」と考えて下さい。数日、数カ月単位で価格の変動はありますが、ここ200年位は金の価値は一定しているので、今後も維持されると予想されます。未来のことは、わからないので、あくまでも維持されると予想されるです。
金の保有方法
まず、現物で金を持つ方法と、金を保有している権利を購入して実際には金を手元に保有しないという方法の2種類あります。金を現物で持つと盗難の危険性や無くしてしまう危険性が発生してしまうので、金を保有している権利を購入する方がいいと思います。百万円以上の金を自家用車で買いに行って、現金化する際には、その金をもって自家用車で売りに行くことは、非常に危険な行為だと考えられます。安全に輸送するためには、コストがかかりすぎると想像できます。現金輸送する車が、すごい気を使っているのを見ればわかると思います。
一方で、金を保有している権利を購入して実際手元に保有しない方法では、金の盗難や輸送時、無くしてしまう危険性が無くなります。金を保有している権利は、証券会社で購入できるので、証券会社が金を保有している権利を守ってくれます。証券会社が保有する顧客の金融資産(ここでは富という言葉で説明しています)は、法律でしっかりと保護されていて、証券会社がつぶれても無くなることはありません(分別管理と呼ばれます)。この辺が怪しい金融商品や投資詐欺との大きな違いですよね。特に金を取引する際には、売買手数料が安く輸送を考えなくていい。また、ネット証券会社であれば、ネット環境があれば、ワンクリックで売買できます。
おすすめの購入方法
手数料や売買の簡単さを考えれば、ネット証券会社で金を保有する権利を購入するのが、もっともおすすめです。ということで、購入の具体的な方法を紹介します。まずは、証券口座を開設します。証券口座は、SBI証券を使っておけば間違いないので、SBI証券の口座開設の解説ページのリンクを張っておきます。こちらhttps://go.sbisec.co.jp/account/sogoflow_01.html?id=id01を参考に開設してください。細かい設定は、後で変更できるので、間違えても大丈夫です。また、証券口座のお金のやり取りのために、住信SBIネット銀行も開設するのがおすすめです。住信SBIネット銀行の口座とSBI証券の口座を紐づけして、ハイブリッド口座という設定が出来れば大丈夫です。ここまで出来れば、次は証券口座と紐づけした銀行口座から、証券口座へお金を入金します。
次は、証券口座の画面を見ながら金が購入できる箇所を探します。まず、ホーム画面の上のタブにある赤枠の金・銀・プラチナの部分をクリックします。

切り替わった画面の、金・銀・プラチナの横にある取引ボタンをクリックします。金・銀・プラチナの口座を開設していない場合は、赤い文字の開設というボタンになっていますので、口座を開設します。そうすれば、取引ボタンに変化します。

そうすると次の画面に切り替わるので、金、買付、金額指定を選んで、購入金額を入力して、取引パスワードを入力して、価格問い合わせボタンをクリックして、注文発注ボタンを押します。

これくらいで、金を購入できます。結構簡単ですよね。最後に手数料について、記載しておきます。SBI証券の場合は、金の買付手数料が1.5%、売却手数料、年会費、保管料は無料です。もう一つ注意が必要なのは、もし、金を売却する際に利益が出ると、その利益に対して20%税金がかかります。
おわりに
いかがだったでしょうか?今日から金に投資したいという人向けに、証券口座があれば自分でお店まで行って手数料と手間を多く払わなくても購入できるということを紹介してみました。本サイトでは、他にもお金に関する記事がありますので、そちらも参考にしてみて下さい。
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